隅肉溶接ってことば聞いたことありますか?
- 事務の人
- 11 分前
- 読了時間: 3分
どうも、みなさまお世話になっております。アガサ溶接の事務の人です。
薄々感じてはおりましたが、溶接の世界に興味をもってくださる方がこれほど多いとは思いませんでした!
おかげ様で、最初は何も反応が無かったブログも徐々にではございますが閲覧数が安定してきております。
本当にありがとうございます。
さて、本題に入りたいと思いますが今回のテーマは【隅肉】です。
何か焼肉の端っこにあるお肉かな? と、一瞬思ってしまいますが、れっきとした溶接用語です。
簡単にご説明しますと、2つの部材をT字やL字に接合するときに、部材の溝をもうけずに溶接する技術のことです。
プロの方々はご存じかもしれませんが、初心者の方も読めるないようにしておりますので、その点はご理解ください。
2つの部材面の間に三角形の溶接金属を形成しながら作業を行います。
この三角形部分は〈脚長〉と〈のど厚〉などという言葉で表現されます。
脚長とは? これは、溶接金属と母材の接点から溶接金属までの先端の長さをいいます。
何を言っているのかと思いますが、ようするに母材に接している三角形の面の長さです。
△の/\の部分と思ってください! この/\で母材に触れている長さということです。
次に、のど厚とは? これは、溶接三角形の頂点から底辺までの垂直距離を現します。
この指標は強度や耐久性を左右する重要な要素ですので、とても大切なことだということは覚えておいてください。
溶接のもう一つのサイズ指標で、溶接三角形の頂点から底辺までの垂直距離を指します。
この隅肉溶接はどういった場所に使われているのか? 少しご紹介いたします。
・産業機械
・筐体
・鉄道車両
・自動車
・建築構造物
などなど、私たちの生活に欠かせない技術の1つです。
では、この隅肉溶接はどのように溶接されるのか? その種類もご紹介します。
一般的なのはTIG溶接です。
他にもMIG溶接などもございますが、それぞれの特徴はほかのブログでも解説しておりますので、そちらをぜひ読んでみてください♪
最近多くなっているのはレーザー溶接で自動化もされ、ロボットによる品質が安定した溶接が可能になっております。
しかし、機器が高価で普通の企業は取り入れるところから難易度が高いです。
なので、職人の技術がまだまだ必要とされているのは、確かなことだと思います。
いかがでしたか? 隅肉溶接という技術を少しでも理解していただけましたら幸いです。
弊社では初心者の方からベテランまで、溶接に関わりたいと思っていスタッフを常に募集しております。
興味のある人は公式HPを見てください。
それでは、またお会いいたしましょう。




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