圧接加工とは? 基礎的な知識をご紹介!
- 事務の人
- 2月20日
- 読了時間: 3分
みなさま、お世話になっております。アガサ溶接株式会社の事務の人です。
溶接のネタで日々更新しておりますが、よく書くネタがありますねと……言われますが、それだけ溶接の世界は奥が深いということです。
少しでも、このブログを読んでいる方に溶接って素敵なんだなと、伝われば幸いです。
それでは、今回のテーマなのですが『圧接』というのを聞いたことがございますか?
あまり聞きなれないと思いますので、簡単ではございますが解説してみたいと思います。それでは今回も最後までお読みいただきますようお願いします。
圧接とは溶接の一種で、正式名は加圧溶接です。母材を溶融で液体にせず、個体のまま接合する方法です。 想像の溶接は電流やガスによって金属を接合するような感じでとらえている方が多いと思いますが、こちらは少し毛色が違います。
通常は金属などの母材接合部に機械により圧を加え、さらに熱もプラスすることで接合します。
この最大のメリットは、高温になりにくいので熱変形がすくなく、仕上がりが作業者の熟練度によって左右されにくいということです。そのため自動車などの大切なフレームなどに多く用いられております。
では、ポピュラーな圧接をいくつかご紹介します。
①【抵抗溶接】
こちらはかなり用いられる方法です。
母材を重ね電極により加圧を行い、通電したときにできる抵抗熱を利用する方法です。
②【ガス圧接】
これは非常に単純です。ガスバーナーなどで鉄筋などを熱し、つき合わせて接合する方法で、やり方も設備も比較的簡単なため現場で多く用いられております。
③【摩擦圧接】
ポピュラーな方法と言っときながら、少しだけマニアックな方法で、母材どおしを突き合せた状態のまま、片方を回転させたきに発生する熱で接合する方法です。
まだまだ圧接のやり方はありますが、今回はここまでにしたいと思います。
溶接という言葉はここまで細分化されており、そのシーンにあわせて使い分けていく必要があります。
それもまた溶接というお仕事の魅力の一つではないでしょうか?
それでは圧接のメリットとデメリットを最後にまとめてみましょう。
メリット
・熱変形がすくない
・作業者による技術の差があまりない
・溶加材が不要なため材料のコストが比較的低い
・自動化しやすいため大量生産向き
デメリット
・先行投資で高額になる可能性が高い
・圧力を均一にする必要があるため、形状によってはNGなものもある
・同じ感じで断面形状が限定されるということも追加しておきます
・板厚のある母材の接合には不向きな場合もある
どうでしたか? 少しではございますが、圧接を感じていただけたでしょうか?
もし、何かありましたらご質問等お受けしておりますので、お気軽にお聞きください。
興味がございましたら、弊社の公式HPものぞいていただけると嬉しいです。
それでは、またお会いいたしましょう。



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