MIG溶接とは? メリットやデメリットを解説‼
- 事務の人
- 8月18日
- 読了時間: 3分
どうも、みなさんこんにちは。アガサ溶接株式会社の事務の人です。
そろそろ、この冒頭の挨拶を省いても良いのでは? と、思っているのですが、このブログが初めての方もおられると思いますので、これは続けていきたいと思っております。
さて、本題に入りたいと思いますが。今回のテーマはMIG溶接です。
TIG溶接など似たような名前が多い業界ですが、違いはありますしメリット・デメリットもはっきり分かれておりますので、その一つであるMIG溶接について解説したいと思います。
MIG溶接 MIGとは?
Metal Inert Gas Welding なんともかっこいいではないですか? 急に横文字を使うと変な緊張をしてしまいます。
不活性ガスを用いて溶接を行うのですが、MIG溶接はワイヤーを用いて溶接を行います。
ワイヤーを自動で供給し、アーク熱で母材とワイヤーを同時に溶かして溶接することです。
不活性ガスを噴射することで大気と遮断し、溶接部の酸化などを防ぐといった手法です。
見た目も綺麗だと言われておりますので、人目につく場所では使われたりもする溶接の1つです。
同じワイヤー系の溶接ですとMAG溶接がありますが、こちらは不活性ガスではなく活性ガスを用いているので、用途が違います。
向いている材料もMIG溶接がアルミやステンレスなどに比べ、MAG溶接は鉄まどに向いております。
それでは
MIG溶接のメリットを解説したいと思います。
① 見た目の綺麗さに関してはMAG溶接よりも綺麗です。 溶接は綺麗さも求められる部分がありますので、そういった点ではMIG溶接はとても優秀です。
② 自動化されているので、作業効率が非常に優れていることです。
③ 厚物の溶接に関して肉盛りしやすいことです。これはかなりの強みです。
④ ステンやアルミに向いている。 不活性ガスを用いていることで酸化しやすい非金属との相性が良いという点
では、デメリットに関しては?
① 薄いモノに対しては注意が必要です。非常に高温になる溶接のため薄い材では穴があいたり溶けてしまう可能性があるので注意してください。
② 風による影響が受けやすい。噴射する以上、やはり風は天敵です。
③ TIG溶接よりもスパッタが多いのも、難点の1つと言う人もいます。アークが広がりやすく電流も大きいため、仕方がないといえば仕方がないのかもしれません……
④ 設備にコストがかかる。 先行投資金額がとれなりにかかってしまうのが、現状です。とても必要とされている面、やはり導入には勇気がいる金額であるのは間違いありません。
優れた作業性と酸化しやすい金属などの相性など、優れているMIG溶接ですがデメリットもあるため、双方の面をしっかりと考えておくとよいかもしれませんね。
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