イマサラ聞けない溶接の原理って?
- 事務の人
- 2024年5月19日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年7月22日

こんにちは! アガサ溶接の事務です。
実は……ここだけの話なのですが、溶接の原理ってご存知ですか?
いや、単純に熱で金属を溶かして繋げるだけではなく、色々な方法があるんです!
今回は溶接の種類とその原理について、少しだけお話させていただきます。
《融接》
最初にご紹介するのは、皆さんが想像しているTHE 溶接とはこのことだと思います。
原理は母材か溶加材のどちらかを溶かして、溶接する仕組みです。
その中でも有名なのが「アーク溶接」と呼ばれおり、様々な分野と現場で使われている技術です。
《ろう接》
似た感じでろう接という溶接があります。こちらは、母材よりも融点が低い溶加材を使い母材にダメージを与えないで行う方法です。
母材との良好な接合状態を得られるため、気密性を保つために必要な場面で多用される技術です。
パイプ・コネクタ・バルブ、耐圧性と気密性が必要な圧力容器、耐食性・耐熱性が問われる自動車やバイクといった乗り物の部品などがあげられます。
溶加材も特殊でろう材などと呼ばれるハンダを使います。
《圧接》
読んで字のごとく、母材どうしに圧力を加え変形させそこに熱を加えて溶接する技術です。
加熱する方法もいくつかあり、ガスを使った溶接や変形した金属がもとに戻らない性質を利用した熱を加えない溶接もあります。
また、重なった部分に通電させ溶接する方法もあり、この圧接に関しては自動化できる部分が多く無人化がすすめられている分野です。
と……ここまで、いくつかの溶接をご紹介いたしました。
一言で溶接と言っても、様々な方法があり適材適所で使われております。
このように、弊社では普段体験できない【溶接】の世界を経験できますので、ぜひ弊社HPものぞいてみてください!
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