『ろう接』のメリット・デメリットを解説
- 事務の人
- 2025年12月22日
- 読了時間: 3分
みなさん、いつもお世話になっております。アガサ溶接株式会社の事務の人です。
先日ふと思いました。溶接であまり高温にならずにできる技術はあるのだろうか? 目の前を通ったスタッフに問い詰めたところ「ある」との回答をいただきました。
それが今回のテーマである『ろう接』と呼ばれる技術です。
とても素晴らしい技術ですが、今回もメリット・デメリットの両方をご紹介したいです。
それでは、最後までよろしくお願いします。
最初に伝えておきたいことがございますが……ろう接は、通常の溶接に比べると低温であるという意味合いですので、決して冷たくはありません。手で触れるなどといった考えはもたないようにお願いします。
ろう接は金属を接合する冶金(やきん)の一種で、母材よりも融点の低い溶加材を用いて行う作業です。溶加材は「ろう」と呼ぶこともあります。
この溶加材がいきわたる様子を「ぬれる」と言う場合もあり、このいきわたりやすさを「ぬれ性」とスタッフは呼んでいました。
イメージとしてははんだ付けのような感じがしますが、現在のろう接は酸化被膜を強制的に除去するためにフラックスが配合されており、熱源もバーナーなどのガスを使った溶接方法が一般的です。
先ほども述べましたが、ろう接も熱は使いますし普段よりも低温というだけですので、くれぐれも安全対策は怠らないでください。
次はメリット・デメリットについて解説してみます。
【メリット】
・精密な加工ができます
・気密性を必要とする部分も容易に製作できます
・母材を溶かさないので歪みなどの影響が少ない
・異なる母材どうしでも接合可能
・接合箇所が複雑な部分も接合可能です!
精密な加工と接合箇所が複雑な部分が接合可能なのは若干かぶりますが、このぬれ性があるため、通常の溶接では困難な箇所でもできるのが大きなメリットの一つです。
【デメリット】
・ろうと母材の組み合わせには注意が必要です
・接合面を目視で確認することが難しいので欠陥を見つけにくいです
・融接に比べると接合強度が若干弱いです
強度に関しては若干弱いというのが少し思う部分がございます。
しかし、作業性やメリットの部分が大きいので数々の現場で採用されているやり方なのは間違いありません!
どうでしたか? あまり一般の人は聞きなれない「ろう接」という技術に関して、少しご理解できましたか?
初めてで溶接の知識がない人でも読みやすい文章を心がけております。
もし、溶接に興味がでましたら弊社のHPをご覧になってください。



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