溶接のサーベイランス・再認証審査に関して
- 事務の人
- 9月17日
- 読了時間: 2分
いつもお世話になっております。アガサ溶接株式会社の事務の人です。
何か疑問に思っていることだったり、知りたいことがございましたら遠慮なくコメントで教えていただけると幸いです。
では、今回のテーマなのですが……資格の有効期限に関してです。
更に絞り込むと一般社団法人日本溶接協会に関しての資格です。
JWES(日本溶接協会)の資格で、重要視されております溶接作業指導者の資格を今回は少し掘り下げたいと思います。
ちょっと待って! 溶接作業指導者ってどんな人? と、いう人もいるかもしれません。
簡単に説明しますと『班長』をイメージしていただけると幸いです。
半自動溶接や手溶接など、技術面において指導が必要な場面が多々あります。そういったときにこの資格をもっている人が指導員として活躍します。
溶接作業指導資格は、資格登録日より3年間有効です。
では、三年後に失効してしまうのですか? それは無いです。
正確には何もしないと失効してしまいます。
つど申請を行う必要があり、資格登録後3年経過する前にサーベイランスを受けて合格すれば引き続き3年継続されます。
サーベイランスとは? 難しいことを言えば【調査監視】とも呼ばれることがありますが、それほど堅苦しいものではございません。
適正があるのかを判断するためなので、普段通りなら大丈夫だと思います。
ただし、ここで注意点があり登録後9年間はこのサーベイランスでOKなのですが、10年目以降の場合は再認証審査が必要になります。
こちらは条件が厳しく、注意が必要です。
講習会等への参加実績なども審査の対象になりますので、継続を考えている方はチェックしておくことが必要です。
しかも、講習会はなんでも良いわけではなく対象となる講習会に参加しなければなりません!
更に更に9年目の講習会が対象となりますので、7年目や8年目に受けても審査の対象にはなりませんので、注意しください。
と、ここまで溶接作業指導者の資格について少しお話いたしました。
冒頭でも述べたように、何か少しでも疑問に思っていることがございましたら、遠慮なくお聞きください。
また、溶接に興味をもっていただけましたら公式HPものぞいていただけると幸いです。



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